懲りもせずにまた”心”によってこの場所へ導かれてしまった。初めての方にもわかりやすいようにこれがどういうものなのかを簡潔に説明しようと思う。

踊る腹筋や叫ぶ腹筋、怒られる腹筋や励まされてはにかむ腹筋、数を数える腹筋やマジで辛そうな腹筋、暴力的な腹筋や穏健な腹筋、こういった多種多様な腹筋たちがイギリスが生んだ霊長類最強の52歳のもと、一同に介し、なんだかよくわからないスピリチュアルなミュージックが鳴る中で手足をジタバタさせる。誰がどう見ても宇宙レベルで常規を逸している、もしくは摂取してはいけないお薬を過剰摂取したとしか思えない勢いで並のデブなら心臓発作を起こしかねないほどの運動量をこなしていく。それが『ビリーズブートキャンプ』である。

このように360度一分の隙もなく生き急いでいるとしか思えない様子を淡々と収録した『ビリーズブートキャンプ』であるが、本当に劇的に体が変わっていくので嘘だと思った方は一度やってみるといいでしょう。

ここ1週間くらい毎日日記で『ビリーズブートキャンプ』を推薦しまくっているので、おそらく皆様は僕のことをなかやまきんに君氏だと勘違いされてプロテインなどを送りつけてくる可能性があるのでこの場を借りて皆様に断っておきます。僕はどプロテインは飲まないし、朝ご飯は食べない。部屋は綺麗なほうで、財布は持たずに小銭をポケットに入れる。動物の動きを見るのが大好きで月に一度は上野動物園に足を運び、周囲の小便臭いジャリガキどもを容赦なく蹴散らしては写真を200枚くらい撮っているただの不燃ゴミ(23歳)です。